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2014年5月19日月曜日

ウナギ産地偽装、社長に有罪判決 静岡地裁

 台湾産ウナギを静岡県産と偽って販売したとして、不正競争防止法違反の罪に問われた加工販売店の社長に静岡地裁は15日、懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の判決を言い渡しました。法人としての同社は罰金100万円としました。

  村山浩昭裁判官は判決理由で「業者や消費者を欺き、本県特産のウナギに対する信頼を損なったのは悪質」と指摘する一方で「返金に応じて弁済しており、再発防止のチェック体制を整備している」と述べました。

 判決によると、被告人は昨年4月から5月にかけ、台湾産ウナギの加工品約100キロを静岡産と偽って静岡市の業者に約68万円で販売したそうです。